農産セットセンターの案内

入荷した青果物は鮮度を保つために、素早く冷蔵庫に一時保管

作業は真夜中からスタートします。 名古屋市中央卸売市場や産地から次々と生鮮青果物が農産セットセンターに運び込まれます。

鮮度を保つためすぐに商品特性に応じ、原料冷蔵庫と原料保管庫に保管。基本的に在庫はなく、入荷された青果物はその日のうちに検品・加工・出荷します。

加工作業場は鮮度保持のため1年を通して適正温度に設定。お客さまのご要望に合わせた様々な加工を行っています。

鮮度を保ちながら野菜や果物のカットと適量パック

安心・安全を前提とした改善・改革に常に取り組み、迅速な物流、適正な加工、品質管理の強化に努めています。

加工作業場では小分け・パック詰め工程において、確かな目を持った作業員が一つ一つ検品し不適合品をはじき品質の良い青果物のみを加工しています。

青果物は「鮮度」が命です。収穫したあとも呼吸などの活動を続け成熟していきます。これらの活動が多いほど、栄養分解・蒸散により品質変化が起こり「鮮度」が落ちることにつながります。

鮮度を保つためには青果物の呼吸量を抑える必要があり、その対策として低温維持が一般的ですが、農産セットセンターでは、それに加え一部の大根、ほうれんそう、人参、きゅうりを中心に、梱包材にP-プラス®(鮮度保持フィルム)を使用しています。より一層、採りたての野菜や果物の鮮度を保つためです。

フロントピッキングライン・自動組み付けロボットによる迅速な梱包・出荷

検品・加工された青果物は、フロントピッキングラインを備えた集品設備で保冷用の発泡スチロールの箱(通箱)に納められ配送されます。

通箱は一つ一つ中身を点検し、集品ラインに乗せていきます。 箱にビニールをかけるなど、オートメーション化されたラインでは次々と箱が送られていきます。

箱に貼られた注文内容のラベルを読み取り、 作業者は表示される数字を見ながら 商品をピックアップ。 投入完了ボタンを押すことで、 入れ間違いや入れ忘れを防いでいます。

自動組み付けロボットがドーリーに乗せ、発送準備完了です。